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埼玉県予防接種センターだより (No 2021-06)

◎予防接種情報◎

◆ ファイザー新型コロナウイルスワクチン

12歳以上に使用できるようになりました。< PDFリンク >

保存方法が変わりました。
コミナティ筋注Ⓡ使用にあたっての留意事項についての補遺(厚生労働省)
< PDFリンク >

◆ 新型コロナワクチン(武田/モデルナ)の説明書:厚生労働省

< PDFリンク >

◆ mRNA新型コロナワクチンの一般向け説明書:厚生労働省

< PDFリンク >

◆ 新型コロナワクチンについての国立感染症研究所のまとまった情報です。(2021年5月10日現在)

< PDFリンク >

◆ 新型コロナワクチンについて

医療従事者等の接種が進められているほか、高齢者を対象に速やかに接種を進めることができるよう、接種体制の更なる拡大が急務となっています。医療機関の皆様には、接種実施へのご協力をお願いいたします。

≪役立つ情報をご案内します≫
○接種を行う医療機関へのお知らせです。接種を実施する際に必要な情報をまとめています。<リンク >

○予診に従事される方が、接種を判断する際に役立つよう、「予診票の確認のポイント」をお示ししています。< PDFリンク>

○新型コロナワクチン接種医師・看護師募集のご案内です。ご協力いただける医師・看護師の方も、求人を行う自治体もご利用ください。
< 医師向け >
< 看護職向け >

≪このほか、新型コロナワクチンに関する情報はこちらをご覧ください≫
厚労省HP「新型コロナワクチンについて

◆ 風しんの追加的対策へのご協力をお願いします

2018年は、12月30日までに2,941例の届出があり、そのうち、2,881例は7月23日以降の報告でした。(確定値)

2019年は、12月29日までに2,298例の報告があります。患者の多くは、昨年同様30~50代の男性で、都市圏を中心に報告されています。(確定値)

2020年は、1月3日までに100例の報告があり、患者の約7割は男性でした。2021年は、5月16日までに6例の報告があります。

厚生労働省は、今般の風しんの発生状況を踏まえ、厚生科学審議会感染症部会及び予防接種基本方針部会での議論に基づき、これまで風しんの定期接種をうける機会がなかった1962年(昭和37年)4月2日から1979年(昭和54年)4月1日までの間に生まれた男性に対して、抗体検査を前置した上で、予防接種法に基づいた風しんの第5期の定期接種を行っております。

対象となる男性は、2022年3月末までの間、市区町村により送付されるクーポン券を使用すれば、無料で抗体検査及び原則無料で定期接種を受けられるようになります。クーポン券は市区町村から順次送付しております。まだクーポン券が送付されない対象者も、市区町村に希望すればクーポン券を発行し、抗体検査を受けられます。なお、自治体により事業の開始時期や対応が異なるため、お住まいの市区町村にお問い合わせください。

◎感染症情報◎

〜国内の感染症発生状況〜

◆ 埼玉県RSウイルス流行について

埼玉県の5月24日から30日の定点報告で、0.26と増えています。川口方面では急激な立ち上がりが認められております。小児科埼玉地方会の報告入院患者数も10と急激に増えております。シナジス投与開始が近づいております。

◎感染症情報◎

〜海外の感染症発生状況〜

◆ コンゴ民主共和国のエボラ出血熱は終息しました。

2021年2月7日に発生が発表されたコンゴ民主共和国における第12回目のエボラ出血熱の流行は、2021年5月3日、同国保健省によって終息宣言がなされました。この終息宣言は、最後の確定例が2度目の検査陰性を確認した後、エボラ出血熱の最大潜伏期間の2倍である42日間が経過したことを受けて行われたものです。流行開始から終息宣言までの間に、11名の確定例と1名の疑い例が報告され、死亡者は6名でした。同国では終息宣言後も90日間、監視体制を強化することとしています。

◆ ギニア共和国でエボラ出血熱が発生しています。

ギニア共和国のンゼレコレ県の都市グエケで新たにエボラ出血熱が発生したと2021年2月14日に同国保健省及びWHOより発表されました。2016年に流行が終息して以来、同国では初めての報告です。5月23日時点で、16例の確定例と7例の疑い例が報告されており、死亡者は12名です。5月8日に流行終息宣言に向けた42日間のカウントダウンが開始されました。順調にいけば6月19日に終息宣言を迎えることとなっており、同県や周辺での監視体制の強化が進められています。また引き続き濃厚接触者や医療従事者に対する、活発なワクチン接種キャンペーンが行われています。

より詳しい情報は下記のWHOアフリカ地域事務局の週報や、欧州疾病予防管理センター(ECDC)の週報等をご覧ください。

WHOアフリカ地域事務局 2021/5/23)
欧州疾病予防管理センター週報 2021/5/22

以上の情報は厚労省の感染症エクスプレスなどを参考にしています。

行政・法律の問い合わせ先
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埼玉県さいたま市浦和区高砂3-15-1
  埼玉県保健医療部疾病対策課
  感染症・新型インフルエンザ対策担当
  TEL: 048-830-3572 ,3557 FAX: 048-830-4809

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文責・市町村予防接種担当者・医療機関向け医療保健相談
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埼玉県さいたま市岩槻区馬込2100 埼玉県立小児医療センター内
 埼玉県予防接種センター長  川野 豊(予防接種医療相談)
 TEL:048‐601-2200  FAX:048‐601-2201

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