HOME > 埼玉県予防接種センターだより(No 2013-12)
◆ロタウイルスワクチン作業班中間報告書が取りまとめられました(2013年11月18日)
厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会ロタウイルスワクチン作業班において、国立感染症研究所が作成したロタウイルスワクチンファクトシートを基に、更なる調査の結果が中間報告書として取りまとめられました。
ロタウイルスワクチンについては、有効性について一定の評価がなされたものの、定期接種化にあたっては、ワクチンの副反応発生状況の分析や、医療経済学的な評価についてまだ課題があるとされています。
中間報告書 http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/0000030084.html
◆不活化ポリオワクチン
サノフィがイモバックスの4-6歳への追加接種(5回目)に関する臨床試験を12月から行うようです。
フェーズ4として実施され、2014年9月に完了予定となっています。
http://clinicaltrials.gov/ct2/show/NCT02005536?term=japan+&ran
【感染性胃腸炎】
◆感染性胃腸炎の流行に伴うノロウイルスの予防啓発について(2013年11月20日)
感染性胃腸炎の患者発生は、例年、12月の中旬頃にピークとなる傾向となっており、本年も、10月14日の週以降、定点当たりの報告数が増加傾向にあります。
例年、ノロウイルスが原因と思われる感染性胃腸炎の集団発生例が見られることから、これからの時期は特に予防対策が重要になります。
ノロウイルスによる食中毒や感染症の予防対策等をまとめたノロウイルスに関するQ&Aを改訂しましたので、ご案内いたします。
手洗いの励行、糞便・吐物の適切な処理等、感染拡大の防止に医療機関の皆様もご協力をお願いいたします。
<平成25年11月20日付事務連絡>
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/gyousei/dl/131126_1.pdf
<ノロウイルスに関するQ&A>(最終改訂:平成25年11月20日)
http://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/kanren/yobou/040204-1.html
◆IDWR(感染症発生動向調査 週報)2013年第47週(第47号)(2013年12月6日発行)
RSウイルス感染症の報告数が2週連続して増加しています。
その他、感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たりの報告数が増加しています。
http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl.html
以上の情報は厚労省の感染症エクスプレスなどを参考にしています。
行政・法律の問い合わせ先
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埼玉県さいたま市浦和区高砂3-15-1
埼玉県保健医療部疾病対策課
感染症・新型インフルエンザ対策担当
TEL: 048-830-3572 ,3557 FAX: 048-830-4809
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文責・市町村予防接種担当者・医療機関向け医療保健相談
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埼玉県さいたま市岩槻区馬込2100 埼玉県立小児医療センター内
埼玉県予防接種センター長 川野 豊(予防接種医療相談)
TEL:048-758-1811 FAX:048-758-2626
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