HOME > 埼玉県予防接種センターだより(No 2016-05)
厚生労働省は、日本ビーシージー製造株式会社に対して、医薬品医療機器法に基づく行政処分を実施しました。
同社が製造販売する「乾燥BCGワクチン」について、製造工程及び製造区域を変更する際に必要な届け出を怠り、そのことについて、
医薬品等総括製造販売責任者が是正措置を行っていなかったことが判明しました。そのため、再発防止の観点から組織体制に係る業務改善命令を実施しました。
今回の違反は、製品の有効性及び安全性に影響を与えるものではありません。
また、今回の処分により出荷停止等は行わないことから、定期接種に必要なワクチンの供給にも影響はありません。
<プレスリリース>
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000122578.html
予防接種における、実際にあった間違い事例をもとに、それらの間違いを防ぐために、予防接種を行う際に確認すること、
それぞれのワクチンの接種方法などについて、平成26年3月にリーフレット「予防接種における間違いを防ぐために」においてまとめています。
医療関係者の皆様におかれましてはご一読、ご活用ください。
<「予防接種における間違いを防ぐために」リーフレット>
http://www.nih.go.jp/niid/images/vaccine/machigai-boushi-2.pdf
平成28年熊本地震による被害地域においては、今後、避難所等において、感染症の発生及びまん延が懸念されます。
そのような災害時の感染症対策について、日本環境感染学会、及び日本感染症学会がガイダンスを作成しています。
医療関係者の皆様におかれましてはご活用下さいますようお願いします。
また、自治体からの要請に応じて、国立感染症研究所等から感染症対策の専門家を派遣することができます。
詳しくは厚生労働省健康局結核感染症課までご相談下さい。
[日本環境感染学会ホームページ]
<大規模自然災害の被災地における感染制御マネージメントの手引き>
http://www.kankyokansen.org/other/hisaiti_kansenseigyo.pdf
[日本感染症学会ホームページ]
<東日本大震災-地震・津波後に問題となる感染症-Version 2>
http://www.kansensho.or.jp/disaster/110328_disaster.pdf
厚生労働省健康局結核感染症課:03-3595-2257(直通)
海外渡航予定者向けのジカウイルス感染症のリーフレットを掲載しました。
周囲に海外渡航(特に中南米などの流行地)を予定している方がいましたら適宜ご活用ください。
リーフレットにおけるポイントは以下のとおりです。
○ジカウイルス感染症は、主に蚊によって感染します。
ブラジルにおいて小頭症の新生児が増えており、ジカウイルスとの関連が報告されています。
このため、妊婦及び妊娠の可能性がある方は、可能な限り流行地への渡航を控えてください。
○男性から女性パートナーへの性行為による感染伝播が疑われています。
現在、性行為による感染について十分な知見は得られていませんが、流行地域から帰国した男性は、症状の有無にかかわらず、
最低4週間、パートナーが妊婦の場合は妊娠期間中、性行為を控えるかコンドームを使用することを推奨します。
<ジカウイルス感染症に関する注意喚起の徹底について>
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Ke・・・
<ジカウイルス感染症について>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000109881.html
流行性耳下腺炎の定点医療機関当たり報告数は減少しましたが、過去5年間の同時期と比較してやや多くなっています。
また、咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、感染性胃腸炎、水痘、手足口病、伝染性紅斑の定点医療機関当たり報告数は増加しました。
その他、RSウイルス感染症、感染性胃腸炎(ロタウイルスに限る)の報告数は減少しました。
IDWR(感染症発生動向調査週報)2016年第16週(第16号)
http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2016.html
2016年第18週(5月2日~5月8日)のデータを公表しました。全国の定点医療機関当たり報告数は1.24となっています。
<インフルエンザに関する報道発表資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/k...
2016年04月22日ジカウイルス発生状況について-ペルー
http://www.forth.go.jp/topics/2016/04221135.html
2016年04月21日ジカウイルス発生状況について-セントルシア
http://www.forth.go.jp/topics/2016/04211305.html
2016年04月21日西アフリカにおけるエボラ出血熱の発生状況(更新)
http://www.forth.go.jp/topics/2016/04211053.html
2016年04月18日ジカウイルス感染症の発生状況(更新10)
http://www.forth.go.jp/topics/2016/04181354.html
2016年04月18日ジカウイルス発生状況について-チリ
http://www.forth.go.jp/topics/2016/04181349.html
2016年04月15日中東呼吸器症候群コロナウイルス(MERS-CoV)の発生(更新12)
http://www.forth.go.jp/topics/2016/04151329.html
以上の情報は厚労省の感染症エクスプレスなどを参考にしています。
行政・法律の問い合わせ先
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埼玉県さいたま市浦和区高砂3-15-1
埼玉県保健医療部疾病対策課
感染症・新型インフルエンザ対策担当
TEL: 048-830-3572 ,3557 FAX: 048-830-4809
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文責・市町村予防接種担当者・医療機関向け医療保健相談
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埼玉県さいたま市岩槻区馬込2100 埼玉県立小児医療センター内
埼玉県予防接種センター長 川野 豊(予防接種医療相談)
TEL:048-758-1811 FAX:048-758-2626
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予防接種を推進し、埼玉県民のVPDの撲滅をめざすという趣旨のもと、小児科医はもとより、埼玉県で予防接種に関わりのある産婦人科・内科・耳鼻科などの 医師・保健師・助産師・看護師・その他コメディカルスタッフなど多くの職種の方が会員となり、埼玉県における予防接種の状況の正確な把握、多くの貴重な情 報の共有などを目指して活動をしております。
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