HOME > 埼玉県予防接種センターだより(No 2017-12)
ワクチン評価に関する小委員会を開催しました(2017年11月16日)
今回の小委員会では、帯状疱疹ワクチン、百日せきジフテリア破傷風混合ワクチンについて、審議を行いました。 また、肺炎球菌感染症(高齢者がかかるものに限る。)ワクチンの定期接種の対象者、ヒブワクチン(ヴァクセムヒブ)について報告を行いました。
<第7回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針部会予防接種ワクチン評価に関する評価小委員会資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000151506.html
11月29日に第31回予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会を薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会と合同で開催しました。
今回は、麻しん、風しん、おたふくかぜ、水痘、A型肝炎、23価肺炎球菌、HPVワクチンについて、平成29年8月末までの副反応疑い報告を基に審議が行われ、これまでの報告においてHPVワクチンの安全性については新たなシグナルの検出はなく、従前通りの評価とされ、その他のワクチンの安全性については重大な懸念は認められないと評価されました。
また、HPVワクチンの国内外における安全性等の情報について、どのようなファクトがあるのかについて議論しました。
<部会資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000186285.html
咽頭結膜熱の定点医療機関当たり報告数は2週連続で増加し、過去5年間の同時期と比較してかなり多い状況が続いています。
手足口病の定点当たり報告数は3週連続で減少しましたが過去5年間の同時期と比較してかなり多くなっています。
<IDWR 感染症発生動向調査週報>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2017.html
全国の定点医療機関当たり報告数は1.47(前週は0.77)で、流行開始の目安である1.00を上回り、流行シーズン入りしました。
2017年第47週(11月20日~11月26日)のデータを公表しました。
医療機関の皆様におかれても、流行入りを機に、日常の診療に加え、咳エチケットや手洗い等のインフルエンザの予防対策の周知にも、改めてご協力をお願いします。
<インフルエンザに関する報道発表資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/k…
医療機関の皆様におかれても、流行入りを機に、日常の診療に加え、咳エチケットや手洗い等のインフルエンザの予防対策の周知にも、改めてご協力をお願いします。
ラジオ「ラブセッション~HIV/エイズ啓発プロジェクト」を毎週金曜日に放送しています。是非お聞きください。
以上の情報は厚労省の感染症エクスプレスなどを参考にしています。
行政・法律の問い合わせ先
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埼玉県さいたま市浦和区高砂3-15-1
埼玉県保健医療部疾病対策課
感染症・新型インフルエンザ対策担当
TEL: 048-830-3572 ,3557 FAX: 048-830-4809
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文責・市町村予防接種担当者・医療機関向け医療保健相談
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埼玉県さいたま市中央区新都心1番地2 埼玉県立小児医療センター内
埼玉県予防接種センター長 川野 豊(予防接種医療相談)
TEL:048‐601-2615 FAX:048‐601-2253
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