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風疹の流行について(2013年2月7日現在)

昨春、⻄⽇本を中⼼に流⾏し始めた風疹は、その後、⾸都圏にも流⾏が伝播し、昨年1年間の報告数は2353⼈に達しています。

先天性風疹症候群(CRS)も、昨秋から今年の第2週までに、兵庫県から2⼈、⾹川県から1⼈、埼⽟県から1⼈、⼤阪府から2⼈報告されているようです。 先天性風疹症候群は妊娠初期に罹患すると⽩内障または先天性緑内障、先天性⼼疾患、難聴、⾊素性網膜症などの障害をもった赤ちゃんが生まれてくるものです。

以下の国立感染研究所のHPをみていただくと流行の実情が判ります。
http://www.nih.go.jp/niid/images/idsc/disease/rubella/2013pdf/rube13-04.pdf

風疹未罹患でワクチン2回接種を受けていない方、風疹抗体の無い方は是非予防接種をうけてください。 また風疹の診断は非常に難しいと思われますので、風疹にかかったかどうか疑わしい場合は、医療機関で血清抗体価を調べてください。

さらに、現在の症状が疑わしいケースは医療機関などから、最寄りの保健センターに連絡すれば、咽頭拭い液でウイルス検査を埼玉県衛生研究所に依頼することもできます。

国立感染研究所資料国立感染研究所のホームページ





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