HOME > 風疹の流行について
昨春、⻄⽇本を中⼼に流⾏し始めた風疹は、その後、⾸都圏にも流⾏が伝播し、昨年1年間の報告数は2353⼈に達しています。
先天性風疹症候群(CRS)も、昨秋から今年の第2週までに、兵庫県から2⼈、⾹川県から1⼈、埼⽟県から1⼈、⼤阪府から2⼈報告されているようです。 先天性風疹症候群は妊娠初期に罹患すると⽩内障または先天性緑内障、先天性⼼疾患、難聴、⾊素性網膜症などの障害をもった赤ちゃんが生まれてくるものです。
以下の国立感染研究所のHPをみていただくと流行の実情が判ります。
http://www.nih.go.jp/niid/images/idsc/disease/rubella/2013pdf/rube13-04.pdf
風疹未罹患でワクチン2回接種を受けていない方、風疹抗体の無い方は是非予防接種をうけてください。 また風疹の診断は非常に難しいと思われますので、風疹にかかったかどうか疑わしい場合は、医療機関で血清抗体価を調べてください。
さらに、現在の症状が疑わしいケースは医療機関などから、最寄りの保健センターに連絡すれば、咽頭拭い液でウイルス検査を埼玉県衛生研究所に依頼することもできます。
予防接種を推進し、埼玉県民のVPDの撲滅をめざすという趣旨のもと、小児科医はもとより、埼玉県で予防接種に関わりのある産婦人科・内科・耳鼻科などの 医師・保健師・助産師・看護師・その他コメディカルスタッフなど多くの職種の方が会員となり、埼玉県における予防接種の状況の正確な把握、多くの貴重な情 報の共有などを目指して活動をしております。
会員の皆様
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