HOME > 埼玉県予防接種センターだより(No 2016-02)
今般の一般財団法人化学及血清療法研究所における事案を契機として明らかになった、ワクチン、血液製剤の安定的な供給に関する課題に対処するため、
「ワクチン・血液製剤産業タスクフォース」を設置し、1月14日、第1回会合が開催されました。
<第1回ワクチン・血液製剤産業タスクフォースの開催について>
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000108898.html
厚生労働省は、1月29日付で、一般財団法人化学及血清療法研究所が製造販売する「ビームゲン注0.25mL」及び「ビームゲン注0.5mL」
(組換え沈降B型肝炎ワクチン(酵母由来))並びに「エイムゲン」の出荷自粛の要請を解除することとしました。
<プレスリリース>
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000110599.html
平成28年3月1日(火)~7日(月)までの7日間、「子ども予防接種週間」を実施します。
この時期に、4月からの入園・入学に備え、保護者の方々の予防接種への関心を高め、接種漏れを見直していただくため、予防接種に関する取組を各地の協力医療機関等において実施いたします。
また、各地の協力医療機関に対して、土日や平日の夜間などに予防接種が受けられる体制を整備していただくようお願いするとともに、保護者からの相談対応や広報についても充実させていきます。
医療機関の皆様におかれましては、予防接種の実施や普及啓発等に、ご理解とご協力をお願いします。
<平成27年度「子ども予防接種週間」の実施について>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenko
【日本医師会ホームページ:子ども予防接種週間】
http://www.med.or.jp/vaccine/
<子ども予防接種週間ポスター>
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000074525.pdf
今回はB型肝炎の定期接種化について審議を行い、平成28年10月からの定期接種化について了承を得られました。
<第14回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会基本方針部会資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-kousei.html?tid=127714
2016年第1週(1月4日~1月10日)のデータを公表しました。
全国の定点医療機関当たり報告数は2.02(前週は0.89)で、流行開始の目安である1.00を上回り、流行シーズン入りしました。
医療機関の皆様におかれても、流行入りを機に、日常の診療に加え、咳エチケットや手洗い等のインフルエンザの予防対策の周知にも、改めてご協力をお願いします。
<インフルエンザに関する報道発表資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou‥
<「平成27年度 今冬のインフルエンザ総合対策」ホームページ>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/influenza/index.html#
インフルエンザ、咽頭結膜熱、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、感染性胃腸炎、水痘、流行性耳下腺炎、マイコプラズマ肺炎、感染性胃腸炎(ロタウイルスに限る)
の定点医療機関当たり報告数は増加しています。
また、伝染性紅斑の定点医療機関当たり報告数は増加し、過去5年間の同時期と比較してかなり多いです。
そのほか、RSウイルス感染症の報告数は増加しました。
注目すべき感染症としては、インフルエンザを取り上げています。
IDWR(感染症発生動向調査週報)2016年第1週(第1号)
http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2015.html
2016年第2週(1月11日~1月17日)のデータを公表しました。全国の定点医療機関当たり報告数は4.11となっています。
<インフルエンザに関する報道発表資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/ke...
インフルエンザ、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、感染性胃腸炎(ロタウイルスに限る)の定点医療機関当たり報告数は増加しています。
また、伝染性紅斑の定点医療機関当たり報告数は減少しましたが、過去5年間の同時期と比較してかなり多くなっています。
IDWR(感染症発生動向調査週報)2016年第2週(第2号)
http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2015.html
特集は「伝染性紅斑(ヒトパルボウイルスB19感染症)」です。
国内の発生動向、感染経路と臨床像、PVB19の検査診断法、伝染性紅斑への対応などについて記載されています。
IASR(病原微生物検出情報 月報)2016年1月号
http://www.nih.go.jp/niid/ja/iasr.html
2016年第3週(1月18日~1月24日)のデータを公表しました。全国の定点医療機関当たり報告数は10.56となっています。
<インフルエンザに関する報道発表資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iry/kekk...
感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律施行令の一部を改正する省令が、2016年2月15日に施行されます。
これにより、ジカウイルスに感染した患者を診断した場合には、直ちに医師の届出が必要となります。
医療機関の皆様におかれましては、引き続きご協力お願いします。
国民の皆様におかれましては、流行地に出かける際は蚊に刺されないように注意しましょう。
ブラジルにおいて小頭症の新生児が増えており、ジカウイルスとの関連が示唆されています。このため妊婦及び妊娠の可能性がある方の流行地への渡航を、可能な限り控えることを推奨します。
また、「ジカウイルス感染症に関するQ&A」は随時更新していますので、適宜ご確認下さいますようお願いします。
<ジカウイルス感染症について>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000109881.html
<ジカウイルス感染症に関するQ&A>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000109899.html
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定医療機関点当たり報告数は増加し、過去5年間の同時期と比較してかなり多くなっています。
また、伝染性紅斑の定点医療機関当たり報告数は減少しましたが、過去5年間の同時期と比較してかなり多くなっています。
その他、インフルエンザ、手足口病、流行性耳下腺炎、感染性胃腸炎(ロタウイルスに限る)定点医療機関当たり報告数は増加しています。
注目すべき感染症はインフルエンザを取り上げています。
IDWR(感染症発生動向調査週報)2016年第4週(第4号)
※以下のURLに2月15日に掲載される予定です。
http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2016.html
ジカ熱はアフリカ、中央・南アメリカ、アジア太平洋地域で発生が報告されていますが、近年は中南米で流行が拡大しています。
ジカ熱はデング熱及びチクングニア熱と同様、蚊が媒介します。
海外の流行地へ出かける際は、できるだけ肌を露出せず、虫よけ剤を使用するなど、蚊に刺されないよう注意をしてください。
流行地域等の詳細は、厚労省ホームページをご参照ください。
感染症にかからないようにするためには、感染症に対する正しい知識と予防方法を身につけることが重要です。
医療機関の皆様におかれても、注意喚起へのご協力をお願いします。
<ジカ熱について>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000109881.html
<外務省ホームページ>:中南米地域におけるジカ熱及びデング熱の発生
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo.asp?...
以上の情報は厚労省の感染症エクスプレスなどを参考にしています。
行政・法律の問い合わせ先
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埼玉県さいたま市浦和区高砂3-15-1
埼玉県保健医療部疾病対策課
感染症・新型インフルエンザ対策担当
TEL: 048-830-3572 ,3557 FAX: 048-830-4809
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文責・市町村予防接種担当者・医療機関向け医療保健相談
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埼玉県さいたま市岩槻区馬込2100 埼玉県立小児医療センター内
埼玉県予防接種センター長 川野 豊(予防接種医療相談)
TEL:048-758-1811 FAX:048-758-2626
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予防接種を推進し、埼玉県民のVPDの撲滅をめざすという趣旨のもと、小児科医はもとより、埼玉県で予防接種に関わりのある産婦人科・内科・耳鼻科などの 医師・保健師・助産師・看護師・その他コメディカルスタッフなど多くの職種の方が会員となり、埼玉県における予防接種の状況の正確な把握、多くの貴重な情 報の共有などを目指して活動をしております。
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