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MRワクチンの接種率についての情報

平成24年8月29日(水)の第3回厚生科学審議会感染症分科会感染症部会麻しんに関する小委員会の報告です。

◆はしか予防接種率、目標達成は1歳児のみ- 49万人が未接種・厚労省集計はしかの定期予防接種の接種率が、昨年度に目標の95%に達したのは1歳児のみだったことが29日、 厚生労働省などの集計で分かった。
今年度まで5年間に限って行われている中学1年生と高校3年生に相当する年齢の人に対する接種率は、前年度よりは改善されたものの、8割台にとどまった。未接種者は計49万人に上るという。

はしかの定期接種の対象年齢は、1歳児(第1期)、小学校入学まで1年以内の幼児(第2期)、中学1年に相当する年齢の人(第3期)、高校3年に相当する年齢の人(第4期)。第3、4期の接種は、2回の接種を受けていない世代に接種機会を提供することを目的に、 2008年度から今年度まで5年間の時限措置として行われている。

集計結果によると、昨年度の接種率は、第1期が95.3%(前年度比0.4ポイント減)、第2期が92.8%(0.6ポイント増)、 第3期が88.1%(0.8ポイント増)、第4期が81.4%(2.5ポイント増)。 第1期の接種率は、前年度からやや下がったものの、目標の95%以上を維持した。
また、ワクチン接種を受けていないのは、第1期が5万645人、第2期が7万7303人、第3期が14万3147人、 第4期が22万3224人で、計49万4319人。08年度以降の累積では、225万3402人に上るとみられる。

集計結果は、厚生科学審議会感染症分科会感染症部会の「麻しんに関する小委員会」で報告された。 小委では、第3、4期の定期接種の来年度以降の取り扱いについて議論され、時限措置を継続せず、 定期接種以外の方法で未接種者への対策を講じるべきだとの認識で一致した。

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【第3回厚生科学審議会感染症分科会感染症部会麻しんに関する小委員会 資料】
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002ij8i.html

上記URLの資料2−1 これまでの麻しん風しんの予防接種の実施状況について(PDF) をみていただくと判りますが、埼玉県は第1期の接種率は良い方(都道府県別で第14位)ですが、第2期の接種率は低い方(都道府県別で第33位)であることが判ります。



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