HOME > 埼玉県予防接種センターだより(No 2016-12)
11月28日に第22回予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会を薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会と合同で開催しました。
今回は、麻しん、風しん、おたふくかぜ、水痘、A型肝炎、23価肺炎球菌の各ワクチンについて、平成28年8月末までの副反応疑い報告を基に審議が行われ、これまでの報告において各ワクチンの安全性に重大な懸念は認められないと評価されました。
<第22回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000144120.html
詳細につきましては、以下のホームページをご参照ください。
http://www.kansensho.or.jp/news/gakkai/pdf/1612_citizen_lecture.pdf
市民公開講座「ワクチンで変わる、感染症とのたたかい2016」
日時:2016年12月18日(日曜日)12時55分~16時
会場:アクロス福岡 B2F イベントホール
福岡県福岡市天神1丁目1-1
申込先:一般社団法人日本感染症学会(市民公開講座)係
(郵便はがき)〒113-0033 東京都文京区本郷三丁目28-8 日内会館2階
お問い合わせ先:一般社団法人日本感染症学会事務局
インフルエンザ、流行性耳下腺炎の定点医療機関当たり報告数は増加し、過去5年間の同時期と比較してかなり多くなっています。
その他、咽頭結膜熱、水痘、伝染性紅斑の定点医療機関当たり報告数は増加しました。
また、感染性胃腸炎の定点医療機関当たり報告数は減少しましたが、過去5年間の同時期と比較してやや多くなっています。
<IDWR 感染症発生動向調査週報>
http://www.nih.go.jp/niid/ja/idwr-dl/2016.html
2016年第46週(11月14日~11月20日)のデータを公表しました。
全国の定点医療機関当たり報告数は1.38(前週は0.84)で、流行開始の目安である1.00を上回り、流行シーズン入りしました。
医療機関の皆様におかれても、流行入りを機に、日常の診療に加え、咳エチケットや手洗い等のインフルエンザの予防対策の周知にも、改めてご協力をお願いします。
<インフルエンザに関する報道発表資料>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_…
<「平成28年度 今冬のインフルエンザ総合対策」ホームページ>
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/influenza/index.html
指針の改正が告示され、同日適用されました。
今回の改正では、病原体サーベイランス体制の構築や、患者中心のDOTSの推進、潜在性結核感染症の者に対する確実な治療等の取組を更に進めて、平成32年に罹患率(人口10万人対患者数)10以下の結核低まん延国となることを目指すこととしました。
指針に基づく結核対策の推進に、皆様のご協力をお願いします。
<厚生労働省:結核について>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/…
本日、感染症法施行規則の改正省令が公布され、同日施行されました。
結核の治療を終えた者は、原則一律2年間、保健所が病状を把握します。このたび、潜在性結核感染症の治療を終えた者のうち、以後の発症リスクが低いと保健所長が判断した者に限り、その時点で経過観察を終了できるよう、運用の変更を行いました。
<厚生労働省:結核について>
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/…
以上の情報は厚労省の感染症エクスプレスなどを参考にしています。
行政・法律の問い合わせ先
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埼玉県さいたま市浦和区高砂3-15-1
埼玉県保健医療部疾病対策課
感染症・新型インフルエンザ対策担当
TEL: 048-830-3572 ,3557 FAX: 048-830-4809
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文責・市町村予防接種担当者・医療機関向け医療保健相談
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埼玉県さいたま市岩槻区馬込2100 埼玉県立小児医療センター内
埼玉県予防接種センター長 川野 豊(予防接種医療相談)
TEL:048-758-1811 FAX:048-758-2626
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