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2018.08.10
インフルエンザウイルスによって引き起こされるインフルエンザにかかりにくくする、
        発症した場合の重症化を防ぐためのワクチンです。
        
        インフルエンザウイルスにはA型、B型、C型がありますが、基本的にパンデミックを引き起こすのは
        A型に分類されるウイルスです。
        
        ワクチンはそのシーズンの流行を予測し、流行するであろう型の株を培養しワクチンを作ります。
        そのため、予想が大きく外れ、流行している型とワクチンの型との遺伝子差異が大きい場合、
        予防の効果があまり出ないこともあります。
        
これまでの季節性インフルエンザワクチンには、インフルエンザA/H1N1亜型とA/H3N2亜型、B型の3株が含まれており
        (3価ワクチン)、このうちB型については山形系統とビクトリア系統のどちらか一方のワクチン株を選定していました。
          
          
          しかし、近年のB型インフルエンザの流行は2系統のウイルスが両方同時に流行していることが多いことから、
        2015/16シーズンからA/H1N1亜型、A/H3N2亜型、B型(山形系統)、B型(ビクトリア系統)
        を含む4価ワクチンになりました。
          小児・成人:
          6ヶ月以上3歳未満の場合には0.25mLを皮下に、3歳以上13歳未満の場合には0.5mLを皮下におよそ
          2~4週間の間隔をおいて2回注射する。13歳以上の場合については、0.5mL
          を皮下に、1回又はおよそ1~4週間の間隔をおいて2回注射する。
          
          高齢者:
65歳以上の高齢者が対象で、秋から冬の間に1回接種。 60~64歳の高齢者で、心臓、腎臓、呼吸器の機能の障害またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害を有する人。 秋から冬の間に1回接種。
| ワクチンの種類 | 不活化ワクチン | ||||||
| 定期 / 任意 | 定期接種(65歳以上および60-64歳で基礎疾患のある方) 任意接種(生後6ヶ月未満の乳児と上記を除く全ての方)  | 
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| 接種回数 | 
                  
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| 接種量 | 
                  
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| 商品名 | インフルエンザ HA ワクチン | 
接種部位が赤くなる、腫れ、痛みなどが見られる場合があります。
          インフルエンザは風邪に似た症状を起こす感染症です。
          しかし、風邪よりも症状は重く、せき・くしゃみ・鼻水に加え、高熱や全身の筋肉痛、関節痛などの症状が出ます。
          ウイルスにはA型、B型、C型がありますが、毎年冬に流行するのはA型およびB型インフルエンザです。
          A型インフルエンザウイルスは、抗原性を少しずつ変化させながら感染を広げます。
          これが季節性インフルエンザと呼ばれ、毎年のように流行するインフルエンザです。
          さらにこの抗原性の変化を著しく大きくすることがあり、これが新型インフルエンザと呼ばれます。
          新型インフルエンザに対しては、ヒトは抗体を持っていないので、世界的なパンデミックを起こし、被害が大きくなります。
          感染者の咳やくしゃみにより菌を含んだ飛沫が飛び、それを吸い込んでしまうことによる飛沫感染です。
          感染力が強く、感染を広げないためには、感染者がなるべく飛沫を飛び散らさないこと-マスクをしたり、
          飛沫が他の人にかからないように注意する-が重要です。
予防接種を推進し、埼玉県民のVPDの撲滅をめざすという趣旨のもと、小児科医はもとより、埼玉県で予防接種に関わりのある産婦人科・内科・耳鼻科などの 医師・保健師・助産師・看護師・その他コメディカルスタッフなど多くの職種の方が会員となり、埼玉県における予防接種の状況の正確な把握、多くの貴重な情 報の共有などを目指して活動をしております。
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