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2018.08.10
ポリオウイルスによって引き起こされる感染症・急性灰白髄炎を予防するためのワクチンです。
不活化ワクチンと生ワクチンの2種類があります。2012年8月までは、生ワクチンが定期接種に組み込まれていましたが、2012年9月以降は不活化ワクチンが定期接種となりました。
ポリオの予防は、ポリオの不活化ワクチンが組み込まれた4種混合ワクチンの接種によって行われています。
生後3ヶ月以降、3~8週間間隔で3回接種。3回目接種の1年後に4回目接種。
ワクチンの種類 | 不活化ワクチン |
定期 / 任意 | 定期接種 |
接種回数 | 4 回 |
接種量 | 0.5 ml |
商品名 | イモバックスポリオ皮下注 |
接種部位が赤くなる、腫れなどが見られる場合があります。
ポリオウイルスによって引き起こされる急性灰白髄炎です。
脊髄性小児麻痺とも言われており、5歳未満の小児で麻痺が見られることがあります。
感染しても、ほとんどの場合症状がでません(不顕性感染:90~95%程度といわれています)。
軽度の場合は、発熱や頭痛など風邪に似たような症状が出ます。
重度の場合、弛緩性麻痺といわれる四肢の筋肉の麻痺が出て、死亡するケースも見られます。
ポリオウイルスは人の腸の中で増えるので、感染者の糞便などに含まれるウイルスが口の中に入ることによる経口感染、接触感染が多くなっています。咳やくしゃみによる飛沫感染もあります。
予防接種を推進し、埼玉県民のVPDの撲滅をめざすという趣旨のもと、小児科医はもとより、埼玉県で予防接種に関わりのある産婦人科・内科・耳鼻科などの 医師・保健師・助産師・看護師・その他コメディカルスタッフなど多くの職種の方が会員となり、埼玉県における予防接種の状況の正確な把握、多くの貴重な情 報の共有などを目指して活動をしております。
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