HOME > ヒブワクチン

ヒブワクチン

定期接種 不活化ワクチン

インフルエンザ菌b型による細菌性髄膜炎を予防するワクチンです。

生後2カ月から接種できます。標準的なスケジュール(生後2カ月~6カ月)は、4~8週間隔で3回、3回目から7カ月以上あけて1歳すぐに接種します。

初回接種の月齢・年齢

接種回数

接種スケジュール

生後2カ月~6カ月

4回

初回:4~8週間隔で3回
追加:3回目から7カ月以上の間隔で1回

生後7カ月~生後12カ月未満

3回

初回:4~8週間隔で2回
追加:2回目から7カ月以上の間隔で1回

1歳~5歳未満

1回

 

ヒブ感染症は病気が重いだけでなく、早期診断が難しいので、生後2カ月になったらすぐに接種したほうが良いです。日本でも2011年に自治体での公費助成で接種可能になり、2013年4月から定期接種となりました。このことからヒブ感染症は2013年の減少率は98%になり著しい効果が期待できるワクチンです。


このワクチンで予防する病気
ワクチン博士

ヒブ感染症 (細菌性髄膜炎など)

ヒブ感染症は、ヒブ(ヘモフィルス・インフルエンザ菌b型)による感染症で、子供の重い感染症です。

この菌が喉から入って、脳を包む髄膜(ずいまく)、喉の奥の喉頭蓋(こうとうがい)、肺などに炎症を起こします。

日本では、かかる子どもは少ないと言われてきましたが、よく調べると、年間約600人が重いヒブ感染症、特に細菌性髄膜炎(さいきんせいずいまくえん) になっていることがわかりました。

日本では毎年約千人が細菌性髄膜炎になっていますが、60%がこの菌によるものです。これは、日本の予防接種制度が全体に遅れていて、 ヒブワクチンが使えないためです。(※2008年12月より発売)

病気の始まりは風邪と区別がつきにくく、ベテランの小児科医師でも、突発性発疹と間違えてしまうことが多いようです。

このため診断が遅くなりがちで、その後に「けいれん」や「意識障害」が出てきます。そのうえ、抗菌薬が効かない耐性菌も多く、治療は困難です。

亡くなる子どもも5~10%くらいいて、30%くらいの子どもが脳に後遺症が残ります。髄膜炎による後遺症として、 発達・知能・運動障害などの他、難聴(聴力障害)が起こることがあります。のどの奥に起こる喉頭蓋炎でも大変重症になり、死亡することも少なくありません。

お問い合わせ