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結核の症状は、最初は「風邪」の症状によく似ています。くしゃみ、鼻水、せき、たんという風邪と同様の症状です。
発熱が現われたり、倦怠感や食欲不振なども現れます。
結核菌は空気感染が多く、肺などの呼吸器官での発症が目立つが、中枢神経(髄膜炎)、リンパ組織、血流(栗粒結核)、 非尿生殖器、骨、関節などにも感染し、全身の様々な器官において広範囲に組織を破壊する。
放置すれば重篤な症状、例えば激しい肺出血とそれによる喀血や窒息死などを起こして、高い頻度で死に至る。
接種時期は法令で生後6ヶ月になる前に接種することになっていますので、生後3ヶ月から5ヶ月の間に接種することをお勧めします。
問診して、明らかに結核感染者と接触していないと思われたら、そのまま接種します。
スタンプ方式の予防接種になっていて、接種部位が乾くまで、さわらないようにしておきます。
普通は2~3週間後に「ぽつぽつ」と腫れてきて、うみが出ることもありますが、数か月で自然に治ります。塗り薬や張り薬はつけないようにしておきます。
とても少ない例ですが、接種して1~2か月後くらいに、脇の下のリンパ節が腫れてくることがあり、 また先天性免疫不全症の子どもに接種した場合は菌が全身に広がることもあるので注意する必要があります。
BCGは集団接種の地域もあるので、あらかじめ住んでいる自治体・保健センターに問い合わせをして、もし集団接種ならば、接種日・場所を確認して接種しましょう。
予防接種を推進し、埼玉県民のVPDの撲滅をめざすという趣旨のもと、小児科医はもとより、埼玉県で予防接種に関わりのある産婦人科・内科・耳鼻科などの 医師・保健師・助産師・看護師・その他コメディカルスタッフなど多くの職種の方が会員となり、埼玉県における予防接種の状況の正確な把握、多くの貴重な情 報の共有などを目指して活動をしております。
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