HOME > B型肝炎

B型肝炎

ワクチン博士

B型肝炎ウィルスの感染でおこります

B型肝炎は、B型肝炎ウィルスに感染しておこる肝臓の病気で、B型肝炎ウィルスに汚染された血液等を介して感染します。

B型肝炎ウィルスの持続感染者を「キャリア」と呼び、将来「慢性肝炎」・「肝硬変」・「肝癌」になる可能性が高くなると言われております。

B型肝炎ウィルスの「キャリア」の母親から生まれた子供はキャリアになる率が高いことも知られています。

この病気を予防するワクチン
ワクチン博士

B型肝炎ワクチン(不活化・任意)

B型肝炎ワクチンは、既に多くの国ではWHO(世界保健機関)の指示通り、定期接種になっていて、1回目を生まれて1週間以内に産科施設で接種し、 2回目を生後2~4か月頃、3回目を生後9~12か月頃に接種しています。

接種はどの年齢からも開始できますが、できれば生後1~3か月からがよいでしょう。

日本では母親がB型肝炎キャリアの場合のみ、母子感染予防として健康保険で接種できます。

感染の経路としては母子感染の垂直感染が主で、その予防のためにワクチンを接種していますが、 他には針刺し事故などの緊急感染予防や家族内および集団での水平感染があります。

近年この水平感染が問題になっていて、世界ではB型肝炎ワクチンを定期接種に認定し、接種率向上に力をいれているので、 早く日本もその流れに乗ってもらうよう期待をしています。

お問い合わせ