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予防接種ワークショップ アイデア詳細特集(E斑)

この記事は、「彩の国 予防接種推進協議会」のメンバーの方が「任意」で作ったものです。7月29日のワークショップにて「K−J法」を用いてスティッキーに書かれた全ての参加者のアイデアをWordファイルにまとめたものをホームページ用に加工いたしました。この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。


~ 正確な予防接種情報の広め方について ~

<小児科>
 ・同時接種を行う
 ・小児科医の同時接種の啓蒙
 ・小児科にこない人をどうするか
 ・予防接種についてゆっくり説明してあげられる時間が取れない(人員不足)
 ・予防接種スケジュールを個別に時間をとって行う必要性
 ・病院間の統一した対応がとれていない
 ・ワクチンに対しあまり関心のない専門職にどう対応するか
 ・必要性を説明していただけない

<産婦人科>
 ・母親の出産時に予防接種の説明をする
 ・ロタ・ヒブは必要性をきちんと伝えてもらえない
 ・産科医が予防接種をすることについてどうなんでしょうか?
 ・婦人科で予防接種をしている広報がない

<行政>
 ・新生児訪問で予防接種を勧める、スケジュール表を提示
 ・VPDに関する国の考え方
 ・他病院・他職種・行政等との情報交換の場がない
 ・同時接種することへの不安を解消する必要
 ・間隔が空いたときの制限をなくして欲しい
 ・個別訪問について不安を持っている人がいる、知らない人が家に来る、電話相談だけでは?
 ・行政は責任問題が発生するものは関わりたがらない
 ・予防接種をしているかチェック機関がない
 ・予防接種のお知らせが市報に出ていることが多いが、若いお母さん達は自治会などに加入してない人が多いため見ていない→メディアの活用
 ・表面的な広報活動ではなく、病気の患者さんに予防の必要性を実体験に基づいて訴えていただく

<学校・幼稚園等>
 ・クラブ活動よりもワクチン接種を優先的に
 ・学校と家庭の連絡がうまくいかない
 ・学校の先生が予防接種に関心がない

<その他>
 ・保護者の予防接種に対する意識の低さ
 ・費用 公費負担 予算が厳しい
 ・接種スケジュールを自分で立てるように言わせること
 ・自費接種の全額
 ・定期接種と任意接種の振り分け
 ・メディアの野次馬的報道
 ・副反応についての映像での報道
 ・不正確な井戸端会議
 ・小児科・産科・内科・耳鼻科、各科の認識違い
 ・ネット(ツイッター等)での間違った情報の伝播
 ・予防接種に関する知識が同じレベルでない
 ・勤務時間中の啓蒙に使える時間に限界がある
 ・うわさ話に左右される母親が多い
 ・予防接種に対して無関心な親


~ 何をすべきか・私たちにできること ~

<小児科>
 ・1ヶ月健診時に予防接種の情報提供
 ・病院関係者が1ヶ月健診時に予防接種の必要性・時期について説明する
 ・小児科医は同時接種を積極的に
 ・不安に答えて欲しい
 ・外来受診時にワクチンについて「うってますか?」と尋ねる
 ・スケジュールをたてて欲しい
 ・1ヶ月検診で全員まとめてワクチンの説明をおこなう
 ・予防接種のスケジュールをたててママへ説明する
 ・機会をみつけて「予防接種していますか?」と保護者に聞く
 ・2ヶ月のワクチンデビュー BCGから希望の場合ヒブ+肺炎球菌+ロタの日程が楽だと話す
 ・スケジュールカレンダー 例)出生日に目盛を会わせると今後○月○日に○○ワクチンの接種ができる等

<産科>
 ・産科の1ヶ月検診で(小児科だと病気になった時に受診するのですでに数ヶ月経っている)
 ・母親学級で子どもの予防接種について情報提供する
 ・初めて母子手帳を持ってきた妊婦健診時に予防接種の欄を読むように動機付け
 ・産科でワクチンについて広報してほしい
 ・1ヶ月検診は産科でされているのでその時、ワクチンの必要性を話してもらう
 ・出産前から事あるごとに、「予防接種をきちんと受けさせましょう」と話す
 ・退院時指導に予防接種の説明
 ・1ヶ月健診時に予防接種の説明
 ・説明をして、小児科での接種を勧める

<訪問>
 ・予防接種のスケジュール・クリニックについて情報提供
 ・新生児訪問担当者が訪問先で必要性を説明する
 ・新生児訪問でスケジュール表を渡す
 ・予防接種の予診表を渡す
 ・助産師・保健師がワクチンについての説明をする
 ・季節に応じて指導して欲しい(一日にできる枠があるので)
 ・兄弟があまり予防接種を受けてない人に対し、重点的に指導して欲しい
 ・新生児訪問時スケジュールのPR

<行政>
 ・母子手帳交付時に市町村役場でパンフレット・スケジュール表を渡す
 ・担当地域外でも接種可能とする
 ・出生届けが出た時、母子手帳発行時、2ヶ月からのスケジュールをお知らせするチラシを渡す
 ・両親学級での予防接種に関する情報提供
 ・両親学級で具体的に予防接種が2ヵ月からスタートすることを説明する
 ・予防接種予診表、案内等を生後1ヶ月までには発送する
 ・保健センターが予防接種のお知らせを1ヶ月末をメドにお知らせする

<両親学級でかかりつけ医を持ち、予防接種スケジュールを一緒に立てることを説明>
 ・乳児検診と予防接種のスケジュールをシステム化してほしい
 ・ワクチンをこのプランでうちたくなるような素晴らしいパンフレットを作ってもらいたい
 ・接種のお知らせを生まれたら出して欲しい
 ・郵送は早めに
 ・日本のワクチンも世界水準になるように政府をつついてほしい
 ・母親学級や両親学級で、保健師が予防接種の講義をする
 ・どの地域でも予防接種ができるようにして欲しい
 ・里帰り時の予防接種のやりかたを周知
 ・全国で乗り入れを

<メディア>
 ・児の生年月日を登録しておくとTV・ラジオ・携帯電話などのメディアから健康に有用な情報が流れるようにする
 ・氏名を指定して情報を流す(インターネットのプロバイダーから名指しで情報提供がくると見るので)
 ・予防接種のPR (子宮頸がんの時のように)
 ・厚労省がテレビで定期的に広告する
 ・テレビ等で不特定多数に向けワクチンの必要性についてPR 例)ヒブ・プレベナーのように
 ・母になる前からの意識づけ(勉強している人としてない人の格差)

<その他>
 ・1ヶ月検診は多くは産科が接点・ここに小児科がかかわる状況を考える
 ・保健体育などの授業でワクチン(特に乳児期)の重要性を教育する
 ・保育所に予防接種一覧表を貼り出し親に認識してもらう(春日部市保育課・看護師会で検討中)