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予防接種ワークショップ アイデア詳細特集(B斑)

この記事は、「彩の国 予防接種推進協議会」のメンバーの方が「任意」で作ったものです。7月29日のワークショップにて「K−J法」を用いてスティッキーに書かれた全ての参加者のアイデアをWordファイルにまとめたものをホームページ用に加工いたしました。この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。


~ 正確な予防接種情報の広め方について ~

<パンフレット・リーフレット>
 ・予防接種のマニュアル作成(スケジュールなど)
 ・院内ワクチンスケジュールのリーフレット配布している
 ・VPDの予防接種パンフレットを渡す
 ・第1回目のワクチンの時にヒブや肺炎球菌のリーフレットを渡している
 ・予防接種(ヒブや肺炎球菌など)についてのパンフレットを渡している
 ・産科と協力して生後2ヶ月からのワクチンについてリーフレットを渡している
 ・ヒブ・肺炎球菌が無料で予約制で受けられることのパンフレット配布

<家庭訪問>
 ・ケースに合わせた案内がしたい
 ・不活化ポリオの受け方について(市の予定)
 ・ワクチンスケジュールをたててあげている
 ・予防接種のスケジュールについて電話相談を受けている
 ・細かい予防接種の相談は保健師・保健所(?)を利用するように
 ・新生児訪問で予防接種の書類を届けている
 ・予防接種の受け方について時期・回数について説明している

<健診・受診時の情報提供>
 ・来院した母親には必ず、予防接種の種類・必要性を伝える・声かけする
 ・乳幼児健診で予防接種を紹介
 ・病院での1ヶ月健診時に個別スケジュールを案内して母子手帳に貼ってほしい
 ・事務や看護師が適切に答えられるように職員への教育ミーティングをしている
 ・予防接種を受けているかどうか声かけする
 ・月に1回両親に予防接種の話をしている
 ・初めての接種の人にはVPDの会のワクチンスケジュールを渡している
 ・1才以降にヒブ・肺炎をしていない人には「先日髄膜炎の患者さんが来ましたよ」と身近な例をあげて必要性を説明している
 ・産科医師や助産師にロタなど接種時期が早いものは説明してほしい

<クリニックの役割>
 ・ホームページにワクチンの説明ページを作って勧めている
 ・退院指導時になるべく早く2ヶ月からの予防接種を勧める
 ・予防接種についての本と予診票を配布している
 ・新しいワクチンのことなど伝える機会がない
 ・ワクチン接種時に次回のワクチンはどれを選択するか説明している

<同時接種>
 ・同時接種について行政はどう考えているのか不明
 ・行政には任意接種についても対応してもらいたい
 ・どこの病院が同時接種しているか説明してほしい
 ・同時接種の安全性について説明している
 ・ワクチンの同時接種を推進していってほしい

<広報ホームページ>
 ・自院のホームページに接種可能なワクチン情報を載せている
 ・厚労省にワクチンが始まるなど動向をマスコミの前に流してほしい
 ・市役所が医療機関内掲示用ポスターを配布している
 ・市役所から市民へホームページで最新情報を提供している
 ・予防接種がなぜ必要か、保健師・看護師が講演・話をする場を作る
 ・市役所が公共機関内に提出するポスターを作り貼り出している
 ・市役所が接種医師向けマニュアルを作り配布している

<個別通知>
 ・市から個別通知を行っている
 ・市役所から市民へ個別通知を行っている
 ・接種もれのある方にはハガキなどで個別通知している

<健診センター>
 ・生後2ヶ月から勧めるため、定期的に保健センターで話し合いをしたい
 ・市保健センター・パパママ学級で予防接種の説明をしている

<行政>
 ・すべてのワクチンを公的補助でまかなってほしい

<テレビ・CM>
 ・テレビCMを流す

<地域の学習>
 ・髄膜炎・脳炎・脳症の不利益(怖さ)をもっと一般市民に知ってもらいたい
 ・髄膜炎の怖さを話して伝える

<その他>
 ・医師会が会員向けの説明会を開き、適宜、市役所にも説明させている
 ・携帯ホームページ(予防接種のスケジュールを組んでくれる)を紹介している
 ・母子手帳の書き方(予防接種の種類を増やす)

<出生前>
 ・妊婦教室でワクチンについての話をしてもらう
 ・母親(妊婦)教室で予防接種だけの話をしている時間がない
 ・妊娠中のパパママ学級で今後の予防接種の予定・生後2ヶ月から始まる説明必要
 ・母子手帳交付時、専門職が面接説明する(申請者全員に対し)
 ・(阻害)母子手帳を非医療職が渡している
 ・母子手帳配布時にワクチンスケジュールを渡す

<出生時>
 ・訪問看護師へのワクチンの教育・啓蒙
 ・新生児訪問でリーフレット(スケジュール)を渡して保健師に説明してもらう
 ・出生後の家庭訪問時に予防接種の説明をきちっとしてもらう
      ...だけど、(阻害)保健師がどう考えているかが問題ですが
 ・出生と共に産科がリーフレットをプレゼント

<1ヶ月・3~4ヵ月>
 ・1ヶ月検診は小児科がやったほうがいい
 ・出産しただけで1ヶ月くらいの児のフォローは産院はするべき
 ・産科と小児科の連携が悪い (生まれたらすべて小児科が診るという)
 ・どの小児科でも同時接種できるようにしてほしい
 ・(阻害)同時接種をいやがる保護者がまだ意外と多い
 ・小児科によってスケジュールの立て方が違うので統一してほしい
 ・地域に関係なく予防接種を公費負担でできるようにしてほしい
 ・乳幼児健診の時受けていないワクチンのチェックをしてもらう

<ワクチン無料>
 ・(阻害)ワクチンの値段が高い
 ・すべてのワクチンを公費負担

<予防接種法>
 ・基本理念が変!「VPDはワクチンで予防する」を明確にすべし!!
 ・ヒブ・肺炎球菌の相互乗り入れを勧める
 ・市町村によっての違いを減らす(集団・個別・公費負担)
 ・予防接種の実施主体が市町村に無理がある→国家戦略とすべき:

<小学校  それ以降>
 ・就学前健診で受けていないワクチンチェック
 ・就学時健診でワクチンのチェックをする
 ・入学説明会でワクチンの説明をする
 ・小学校入学時にワクチン接種を原則義務化
 ・中学生の性教育に予防接種について話をする(しています)


~ 何をすべきか・私たちにできること ~


<行政> ~出生前~
 ・(阻害)母子手等の交付は一般事務職だけ
 ・母子手帳の交付を100%保健師・看護師対応とする
 ・問診票を一枚にしてほしい
 ・妊娠中から予防接種について意義やスケジュールを積極的に伝えていくことが重要
                           産科・小児科・行政
 ・出生時の提出時スケジュールを必ず渡して欲しい
 ・情報が今回薄かったように思う
 ・県外で里帰り出産すると予防接種開始が遅れるのでどこでも公費でできるように
 ・問診票を配布するのを早くして欲しい
 ・予防接種についての個別通知の徹底と広報活動
 ・(疑問)定期接種は期限を越えたら自費?

<行政> ~出生後~
 ・任意接種のとらえ方と勧め方 (ロタ、ヒブ、肺炎球菌)有料と無料でトーンに差が出る
 ・市によって予診表の形式が違うのをやめて欲しい
 ・ヒブ、肺炎球菌の一部負担金をやめて欲しい
 ・同時接種についてもう少し積極的に説明してほしい
 ・同時接種を推進する

<産院・助産師> ~出生前~
 ・産婦人科で2ヶ月になったら早くワクチンをと言ってほしい
 ・産科の病院に2ヵ月ワクチンデビューのポスターを貼る
 ・ヒブ、肺炎球菌は任意であっても2ヵ月デビューを勧めて欲しい
 ・ロタ・B型肝炎についてはクリニックで相談してねと言って欲しい

<産院・助産師> ~出生後~
 ・産後、入院中に2ヵ月からワクチンを勧めている
 ・母の1ヶ月健診時に児の1ヶ月健診はやめて欲しい(母親だけに限って欲しい)
 ・1ヶ月健診は小児科で
 ・出産後、産科施設から行政に連絡するシステムを作る

<新生児訪問> ~出生後~
 ・プレネイタルビジットの実施
 ・新生児訪問で保健師からワクチンの話をして欲しい
 ・長期に里帰り分娩をしている人にはどう対応しているか
 ・新生児訪問は早く(1ヵ月半位)行って欲しい
 ・新生児訪問でワクチン接種について説明している
 ・新生児訪問・こんにちは赤ちゃん訪問を積極的に活用し情報提供する

<クリニック・小児科医・看護師>
 ・出生後~退院までに「予防接種は2ヵ月~...」のリーフレットを渡し説明する
 ・小児科医が積極的に産婦人科にコンタクトをとるべき
 ・分かってないお母さんもいるので、接種スケジュールをよく説明して欲しい
 ・ロタリックスとロタテックの選択に基準を示して欲しい
 ・1ヶ月検診の時に2ヵ月ワクチンデビューで予防接種が始まることを伝えて
 ・クリニックに来院時、予防接種はやってますかと声かけする
 ・予防接種を受けてない子のフォロー
 ・出産後、出生連絡表のハガキを保健センターに出すように言ってほしい
 ・同時接種を嫌がらないで欲しい
 ・ヒブ、肺炎球菌の相互乗り入れ:医・星
 ・(阻害)医師などのワクチンの進め方、同時接種についての考え方の違いが問題
 ・医師の同時接種に対する考え方
 ・病院の事務の方が誤ったスケジュールで予約をとらないで欲しい
 ・ワクチンの値段が高い  ロタリックス15,000円
 ・接種間隔を守ってもらいたい(医師も母も)
 ・BCGを一番初めに接種するように説明している人がいるのでやめて欲しい
 ・子育て支援センターや保育園でワクチンについてパンフレットを配布する

<マスコミ・医師会・他>
 ・ワクチンの副反応をとりあげて大騒ぎしすぎないで欲しい
 ・厚労省は情報をマスコミに流す前に行政や医療機関に流して欲しい
 ・埼玉テレビやFM795など身近な地域からの情報提供をして欲しい
 ・ワクチンのネガティブな(ワクチンの副反応など)報道はやめて欲しい
 ・行政に情報が入る前にマスコミが新聞・テレビで情報を流すことの混乱